2020/08/13 15:13


ユニバーサル マナー検定というのがあることを、今年に入って知った。
障害者や高齢者へのサポートに加え、様々なタイプの人が公共の場や生活空間で、ケースに応じて、互いに手を差し伸べ合い、暮らしやすい社会にしたいということ。といっても、こういうことは経験者や当事者でなくてはわかりません。

今回、ひょんなことから一般社団法人日本ユニバーサルマナー協会の3級のセミナーと、2級の実践の研修を受けた。わずか2日間の体験とはいえ、具体的な声がけ方法や当事者のお困りごとを教えていただき、自分では思いもつかなかったことを知る機会となった。

たとえば駅のホームで視覚障害者がそばにいたら「もうすぐ階段がありますよ」と誘導するのは正しいのですが、「まず昇りか、降りか教えてあげてほしい」なるほど!
生まれつき全盲という講師の先生の説明は、ユニークなお人柄も素敵だけど、なかなか説得力がある。
想像力の欠如は、余計な関係性の軋轢や、居心地の悪さをもたらすわけで、
どんなことも豊かな発想と知恵を生かして過ごしたいね。

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